ブランドについて

伝統と高い技術を誇るフランスのシューズブランド
創始者はレミー・リシャールポンヴェール。 1919年から3世代に渡って受け継がれている、ソールをも自ら製造する世界で唯一のシューズメーカー PARABOOT。
有名ブランドのカジュアルラインを請け負っていた事で、生産技術の高さを伺い知る事が出来る トリッカーズ、オールデンと並び”世界3大靴ブランド”の1つ。製品には100以上もの工程を手作業により行い、このハンドメイドを極めた工程により、心地よいフィット感を創出。雨でも心配なく活用できるというワックスを染みこませた"ワクシーレザーモデル"は 大変実用性が高い定番モデルです。設立当初から変わらぬ伝統的な製造方法がとられているにも関わらず、斬新で前向きなアイデア、挑戦する冒険心も忘れてはいない、伝統と高い技術を誇るフランスの逸ブランドです。
シャンボード(CHAMBORD)・ミカエル(MICHAEL)・ウィリアム（William）と、靴好きを唸らせる数多くの定番人気モデルがあります。

アイテムについて

1枚革で柔らかく履きやすい、スニーカー風デッキシューズ
2024年春夏新作メンズコレクションモデルから、スニーカーライクなボートシューズ新作モデルが入荷いたしました。羽根デザインがスニーカー風ですが、レザーレースが通っていないだけで、ベースは BARTH（バース）となります。本格的なマリンソールではありますが、薄く柔らかいレザーアッパーで軽量化させた”街履き向け”モデルで、2000年代後半から2010年頃に展開されていたモデルの復刻版となります。

手作り感のあるアッパー＆ステッチで、柔らかく包み込まれるようなフォルムのレザーシューズ。革靴らしからぬ柔らかなタッチは鹿革が叶えてくれています。足裏が蒸れるかも・ですが、素足でも難なく履けるレザーのソフトさ。圧迫感は一切なく、まるで皮膚や靴下のように足にフィットしてきます。 皺やシボが、そのソフトさを物語っていますが、見るのと、履くのとでは、印象が全く違います。鹿革は“レザーのカシミア”といわれるほどに、最高級な革とされています。この、柔らかくしなやかな感触は、鹿革独特の結合繊維によるもの。牛革よりも軽く、水・摩擦に強く、通気性があり、何年経っても劣化しにくいとあれば…入手しない手はありません。

カラーは、革のソフトさを色でも表現させたような優しいブラックが表現されています。オンシーンと兼用ではなく、オフの日専用とも謳えるリラックス感が、まろやかな黒で演出されており、よりスニーカーらしいビジュアルに。甲上が見えてしまうのが気になっていた方や、デッキシューズが慣れない方など、大人の黒スニ感覚で新しいレザーシューズスタイルを愉しんでください。

完成させるまでに、150もの製造工程があるパラブーツのコレクションの中でも、爽やかで、且つ、大人らしい 足元を演出できるボートシューズ。 当店のパラブーツは国内正規品であり、フランス本社の全面的なバックアップを得て、純正パーツによる 修理も承らせて頂きます。ご相談等、お気軽にご連絡下さいませ。

サイズ感
バースをご愛用の方は同サイズチョイスでよろしいかと思います。オイルドレザータイプよりも革が柔らかく薄い為、フィット感が緩めですが、足首位置でのホールド感が高く、革紐で調整が効きやすくなっています。革靴なのに対して、スニーカーのように楽なフィッティングで、足裏も疲れにくい歩きたくなるスリッポン風デザインで脱ぎ履きしやすいのも魅力的。幅や甲は比較的にタイトめですが、長さは若干余裕がある作りです。余裕をもったサイズ感よりも、キツメ寄りのジャストフィットでお試しください。 （サイズフィット感には個人差あり）

素材と作り
Cuir en Cerf＝鹿革 ディアスキンを主体としています。メス鹿から作られており、繊維が非常に細かいことが特徴です。滑らかですが強度も兼ね備えており、通気性が良く、蒸れにくい為に匂いを防ぎます。また、比較的型崩れがしづらく、色褪せしにくいとも言われています。

アウトソールには BARTH用に開発された専用ラバーソールであり、トレッドパターンのマリーンソール（ラグソール）を使用。海水に浸っても大丈夫、と言われています。耐久性に優れた特殊構造。歩く度に張りのある弾力が、足裏に伝わってきます。吸盤に似た丸い模様だけではなく、濡れた場所でも滑りにくいフランス海軍のオフィシャルシューズという実力を持っています。“Les Bateaux(レバトゥ)”と呼ばれるパラブーツ独自のモカシンにて装着。アウトソールを貫通するステッチングによってアウトソールに直接固定されています。履き心地の高さ、柔らかさは、この様な細かい部分によって適えられています。
柔軟性と軽さが出るブレイク製法仕上げ。イタリアではマッケイ製法と呼ばれます。アウトソール、アッパー、インソールをひとまとまりにして縫ってしまう製法。コルクやフェルトなどのクッション材を入れている屈曲性が良い仕上げで、幅が狭いスマートなフォルムと軽さ、レザーの柔らかさが保たれています。これらは伝統の国であるスペインで作られています。